閉塞感 がんじがらめ
昨日ある方と話していた時、その方が、幼少のころは、家が自営業だったため、
父母共に朝から晩まで仕事に関わっており、私のことは「ほったらかし」だったの。
と言うお話をなさいました。
どんなに明るい幼少期だったことでしょう。解放感とか自由だったのでしょうか?
どんな感情を味わっていたのでしょう。
そのあと、自分に置き換えてみると、私の幼少のころの感覚としては、閉塞感、
「がんじがらめ」と言うことに気づきました。お話した方とは真逆の立場です。
どちらかというと、見えない紐に縛られていつも怒られ、恐怖感を与えられていた感じです。
私の感情は押し込められていて、抑圧されていました。日々父親が怖い、怒られないよう、恐怖感を抱えて過ごしていました。
親は私をコントロールすることが、私にとっての一番の幸せだと勘違いしていたのです。
それは私にとってはいい迷惑で、問題解決や出来事に対して自分で判断できない子に育ちました。親に方向を示してもらわないと一人で決断できず、動けませんでした。
私の場合の人生のテーマが「コントロールの克服」だと分かったのは最近のことです。
今になって考えてみると、それは親が考えた精いっぱいの「私に対する愛」だったと解釈できました。
私を幸せにする方法を「それしか」知らなかった。
なぜかと言えば、自分もそのようにされて育ったからです。子育ては世襲するのです。
それに気づいた時、親に対する嫌悪感が、氷が解けるようになくなっていき、逆に
感謝が込み上げました。
私はこのことに気づくために今世、生きているのだと。
スピリチュアルライフコーチは、こういった人生の中での貴重な気づきを与えてくれる
またとない機会です。