信じると言う事。
5月のリアルセミナーでは、師である磯先生が私宛のメッセージとして、インスピレーションで、
「believe」というサインを下さった。
信じられない?
心の底から自分を信じる事。それが十分ではない私。
若い頃は猪突猛進で、自分を信じて、自分の想いに忠実にまっしぐらに進んできた。怖いものなしだった。
いつからだろう。私が自信を無くしたのは。
そう、大病の後からだった気がする。
左半身麻痺。4年という余命宣告。リハビリ。
仕事を手放し、ひたすら、食事療法と、子育て、そして自分を労わる毎日。
専業主婦として過ごしてきた十数年。
なぜ?
後遺症も残らず、ほとんど普通の体に戻れたのに、私はこのことにどうして
感謝できなかったのだろう? それは仕事ができなかったからだ。
新たな出発だったはず。それを私は心から喜べなかった。
仕事ができなくなったことと、病気をしたことを
大いなる挫折と受け取ったからである。内心人生の失敗と受け取った。
自分の観念としては、挫折や失敗は「悪」であるから。
その想いが根底にあるから、毎日ネガティブな自分しか思い描けなかったわけだ。
セルフイメージ転換ワーク
これはまさに、12ステップのセルフイメージ転換ワークを自分に課している。
失敗と思える経験の意味をプラスに変え、セルフイメージをアップさせよう。
人生に失敗はない。あるのは経験のみ。
経験をどう受け取るか、解釈するかは、自分次第。
今日から、私はネガティブな想いの根源、自分の脳梗塞に感謝しよう。
仕事ができなかった時間に感謝しよう。
どう受け取ったらいい?
病後も普通の生活を送れたわけだし、食事療法を学ぶこともでき、玄米菜食を体験できた。
専業主婦として、子供の成長に十分関わることが出来て、娘が初めて立った瞬間にも出会えた。
何でも話し合えるママ友という親友もできた。
仕事をしているだけでは得られなかったこれらの経験は、自分の人生に新たな一面を
もたらしてくれた。
失敗なんてない!
そして、これらの出来事は単なる経験で失敗ではない!!
そうか、それだからこそ、今のメッセージは「believe」
今改めて新しい世界に足を踏み入れようとしている時、私に必要なことは自分を
信じる事。今の自分を最大限に信じる事だ。