おはようございます。ゆうきひろこです。
今回は、子供に刷り込まれてしまう禁止令の一つについてお話ししていきます。
ママさんたちが、つい日ごろ子どもに言ってしまう言葉が、その後の子どもの人間形成にどんな影響を与えるのか、お伝えしていきます。
私自身の経験も踏まえて、お話ししますので、参考になればと嬉しいです。
子どもに無意識に伝えてしまう言葉は、ママさん自身が幼少の頃に体験しているもの
である場合が多く、ご自身の価値観と照らし合わせていくことで、
子どもに対する接し方を変えていくきっかけともなっていきます。
今日は考えるな!、についてです。
1、考えなくていい、感情は出さなくていい
私は、幼少の頃、公園のブランコから落ちて、
ひざをすりむきました。
血が出ていたし、ガラスか何かのかけらが
刺さっているのをみた時、痛かったし、びっくりして
多分、大きな声で泣いたと思います。
その時、一緒にいた母は、
「うるさいから!他の人に迷惑!
泣かないの、大丈夫よ」、と言って、
私の気持ちを制しました。
確か病院に行くような傷で、
いまだに傷跡が残っていますから、
私としては、相当大変な出来事だったはずです。
自分の気持ちに寄り添ってもらえなかったことで、
自分の出来事は他の人に迷惑なんだ、
自分の想いは素直に出すものではない、
我慢しなければならないと学びました。
親に認められていない自分も感じました。
それ以後の私は、泣かない子に育ち、
自分の感情から気をそらすことを学びました。
出来事に深く感情移入することがなく、
「ひろこちゃん、感じなくて良いんだよ、良い子だね」
と心で思っていました。
私の思い込み→泣くことは悪いこと、他の人の前で感情を出すな
→感情を抑え込むのが癖になり、物事に無関心、無感動になる、無表情
ですが、この出来事から自分の感情を大切にすることが
私の今回の人生の一つのテーマになりました。
承認欲求が得られなかったこと、自尊感情や自己受容感が傷ついたんだとは
後で分かったことです。
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何かの出来事が起こった時、ママさんはとにかく
子どもの感情に寄り添って、表現してあげることが大切です。
この状況だったら、「痛いねー、びっくりしたねー、」と
言って欲しかった。
「大丈夫!」はいらない! 大丈夫じゃないから🤭
ママさんも、ご自身の過去に起こった出来事を知ると、
深い部分に隠された思い込みを知ることにも繋がり、
もっと自分が成長するための課題が浮き彫りになり
子育てに活かしていくことができます。
誰でも持つ、心の奥底にある思い込みだったり劣等感
と言われるものを手放していく。
起こったこと、思い出したことには全て意味があります。
人生に大きな影響を与える親からの禁止令は
いくつかパターンがあります。
もし、もっとお聞きになりたい方がいたら、
続けてお話ししていきます。