0歳~10代編
私がほんの1歳~2歳くらいのころ、両親は大喧嘩をすることが多かったようです。記憶は確かではありませんが、
隣の部屋で一人寝ていると、両親の怒鳴りあう声、物がぶつかる音が聞こえていました。目が覚めたわけではなかった
と思いますが、夢うつつの中、それが、私の頭に思いっきりインプットされました。そんな幼い頃に記憶に残るほどの騒動って凄すぎます!
いつのころからか、その大喧嘩の騒音が、頭の中に繰り返されるようになっていました。
それは前触れなく突然やってきて、数分間ですが、恐怖感と共に怒涛のように頭蓋骨に鳴り響き、去っていきました。
親に話したことはありません。なんだかわからなかったし、どう伝えてよいのかわからなかったからです。
PTSDだった
と理解することができたのはつい最近のことです。
10代は親のコントロール下で育ってきたので、いつも怒られないよう、親の恥にならないような子供でいる事に
務めてきました。自分の感情を感じたことがありません。楽しい、悲しい、辛い、すべてにフタをして心の奥底にしまっていたのです。