今までの人生を振り返ると、自分は行動力もそんなにある方ではないし、
人をかきわけてまで早く階段を上りたいというタイプではないと思っている。
特別なことがない限り、のんびりタイプ、である。
ところが、何か事が起こると、一旦きっかけをつかむと
がむしゃらに動くことができるようだ。何か起爆剤があるとき、私は即座に
行動するタイプだと分かった。まあ、誰でもそうかもしれないのだが。
振り返ると、親から結婚を迫られたとき、難関の国家資格に挑戦して一発合格
して、仕事を始めた。それからはめちゃくちゃ仕事の鬼と化した。
あと、社長に自分の実績を女性だからと認められなかった時、その会社を即辞め、
起業した。
今回の2度目の起業の起爆剤は時間だった。シニアになり、体力や脳の衰えを感じるようになって、
今後の人生について真剣に考えたとき、こんな自分はいやだ!と思った。
8時半から5時まで拘束された仕事はそれなりにお給料が頂けて、ありがたいけれど、
それを良しとしている仲間のエネルギーがすごく低く感じた。
死ぬ間際、‘もうちょっと頑張りたかった~’という後悔がある自分ではありたくないと思った。
一番若いのが「いま」。そこに集中して自分を成長させていきたいと思った。
だから退職した。
そう、何かに反発して、行動のエネルギーを獲得している自分に気づいた。
いま満足感を味わいながら毎日を過ごさずして、いつ満足した自分が得られるのだろうか。1日1日を大切に生きる!しかない。