おはようございます、ゆうきひろこです。
最近子育てについて思いを巡らしていました。
今こそ、本能的、動物的な子育てに目を向ける時
がきたのではないかな、と。
現代の科学の発達は目覚ましく、
電話がスマホになり、AIも開発されて、
人間の暮らしは2-30年前とは比べ物にならないほど変化しました。
人間は進化を遂げ、どんどん複雑な社会を作り上げてきましたが、
子育てについては、いまだに原始的な部分が残っています。
動物と同じで、卵で産むこともできないし、
子育てを完全に自動化することもできません。
そこには、はるか昔から続く「子育ての源流」とも呼べるものがあり、
それは現代の私たちにも深く根付いています。
つまり、人間もやはり動物なのです。
昔と異なるのは、現代の親たちが、
いかに自分の思い通りに、効率的に子育てをこなせるかについて、
情報を集め、考えるようになった点です。
さまざまな子育てメソッドや情報を選び、
自分の価値観に合った方法を選択し、
子どもに提供しています。
そして、いかに早く知識を与え、賢い子どもに育てるかが、
現代の「子育ての源流」のように感じられます。
しかし、私が伝えたいのは、幼少期においては、
もっと動物的な感覚で育てることが、
子どもにとっても親にとっても、
最も自然で人間としてふさわしいのではないかということです。
現代の複雑な子育て論に惑わされることなく、
シンプルに「よく寝る」「よく食べる」「よく遊ぶ」
「愛をたっぷり受け取る」という基本的な部分を
大切にするべきではないでしょうか。
このような動物的な感覚での子育ては、
自律脳を育む上で非常に重要です。
なぜなら、自律脳は、まずしっかりとした生理的な安定
があってこそ発達するからです。
動物の子どもが親から十分な愛情と食物を受け取り、
安全な環境で成長したのちに、
親から自立して離れて行くように、
私たち人間の子どもも、
まずはそうした基本的な条件が満たされてこそ、
自律脳が健全に育ちます。
過剰な知識や外部のメソッドに依存せず、
親自身が自然な感覚で子育てをすることで、
子どもは自分の力で考え、選択し、
自律的に行動できるようになるんです。
現代の親が考えがちな
「効率的」や「早期教育」ではなく、
もっと根源的な部分に立ち返り、
子どもがのびのびと育つ環境を整えること。
それこそが、真に自律脳を育てる土台なのではないでしょうか?
動物にマニュアルがないように、
人間の子どももその子の個性を尊重しながらの、
自然な環境を整えてあげることが大切です。
親は子どもの本能は個性を信じてサポートしてあげること。
それだけでその子が持つ本来の力が最大限に発揮される可能性が高まります。
「自然に子どもを育む」アプローチで
子ども自律脳を開花していく道すじも見逃せません!