「運がいい人って、何をしてもうまくいくように見える」
そんな人、あなたの周りにもいませんか?
偶然に恵まれているように見えても、
実はそこには脳の使い方が関係しています。
今回は、私が提唱している「自律脳」と、
そこから育つ「強運脳」の関係、
そして強運脳へと導くための習慣をご紹介します。
■ 運の正体は偶然ではない
「運=たまたまの幸運」だと思われがちですが、
脳科学的に見ると、運は“偶然の確率を
上げる力”の集合です。
強運の人は、必要な情報や人、
チャンスを拾いに行くアンテナを持っています。
そのアンテナの精度を高める土台になるのが「自律脳」です。
■ 自律脳とは?
自律脳とは、
自分で考え、感じ、選び、行動できる脳のこと。
環境や他人任せではなく、
「自分で決められる」という感覚を持っています。
この自律脳のベースは 安心感 と 自尊感情。
心が安定し、自分を信じられる状態だからこそ、
情報を選び取り、行動できるのです。
■ なぜ自律脳が強運脳につながるのか?
⭐️アンテナの精度が上がる
自分に必要な情報や人脈に気づきやすくなります。
⭐️行動のスピードが速くなる
チャンスを逃さず、すぐにつかむ力がつきます。
⭐️失敗を学びに変えられる
何度でも挑戦できるので、結果的に成功確率が上がります。
強運の人は偶然に頼っているのではなく、
この3つの力を日常で回しているのです。
■ 強運脳に導く5つの習慣
自律脳を育てたら、次は強運脳へ。
特別な才能は必要ありません。
日常の小さな習慣の積み重ねで変わります。
1. 五感で「今」を感じる時間を作る
強運脳は“今ここ”に強い脳です。
朝の空気の匂いを吸い込む、
食事の味をしっかり味わうなど、
五感を研ぎ澄ませることで情報感度が高まります。
あなたの「大好きな匂い」ってどんな?
2. 小さな選択を自分で決める
「何を食べる?」「どの道を歩く?」
といった日常の意識的な選択を自分で決める習慣に。
小さな自己決定の積み重ねが自分軸を太くします。
今日は何着たい?
3. 出会いと出来事に「ありがとう」を言う
感謝の脳回路は、幸運のサインを
キャッチしやすくします。
日記やメモで「ありがとう」を記録するのも効果的。
「すみません」ではなく「ありがとう」を❣️
4. 失敗の意味を即座に書き換える
「なぜ失敗した?」ではなく、「これで何が得られた?」
と考える習慣を。
失敗耐性がつくと、挑戦回数が増えます。
5. チャンスを感じたら即アクション
「やってみたい!」と思ったら24時間以内に一歩動く。
強運の人は考えすぎず、動きながら考えます。
■ まとめ
強運脳は、生まれつきの運の良さではありません。
自律脳を土台に、日常の習慣で育てられる“後天的な力”です。
今日からできるのは、小さな選択を自分で決めること。
そして、出会いや出来事に「ありがとう」を言うこと。
これだけでも、脳のアンテナは変わり始めます。
運は待つものではなく、育てるもの。
あなたの脳は、今日から強運脳へと進化できます。