こんにちは。
今日は親の役割について書いてみますね。
「子育てって、結局なにが正解なの?」
「私、ちゃんとできてるのかな…」
子育てをしていると、こんなふうに自分を責めたり、
不安になったりすることってありますよね。
でも、子育てに正解なんて本当はないんです。
誰かの真似をしてもうまくいかなかったり、
いいと言われた方法を試しても、
しっくりこなかったりするのは、
子どもにも、親にも、
“その人にしかない個性”があるから。
だから、どんな子育てがその子にとってベストなのかは、
親であるあなたが、自分自身としっかり
向き合うことから始まります。
自律脳で見る「親の役割」とは?
自律脳の考え方では、
親の役割をこう捉えています。
それは、
「子どもを管理する人」ではなく、
「子どもが自分で考え、感じ、選び取る力
を引き出すサポーター」になること。
応援団と言ってもいいですね。
子どもが失敗しそうなとき、
「それはやめて!!」とか「ダメ!」
と止めることは簡単です。
でも、そこで止めてしまえば、
子どもは“自分で経験して学ぶ機会”を失ってしまう。
親がすべきことは、
子どもが安全な範囲で自由に試行錯誤
できる“場”を整えること。
そして、見守る勇気を持つこと。
親が自律脳であることが、子どもの未来を変える
子どもは、親の言葉以上に、
親の「在り方」を日々吸収しています。
親が自分の気持ちを押し殺して、
正解ばかりを追い求めていたら、
子どもも「失敗しちゃダメなんだ」
「人に嫌われないようにしなきゃ」と、
自分軸ではなく他人軸で生きるようになります。
でも、親が
「自分の気持ちを大切にしていいんだ」
「迷っても大丈夫、自分で決めて動いてみよう」
そんな姿を見せていれば、
子どもも自然とその姿勢を真似していく。
つまり、
自律脳を育てたいなら、まず親が自律脳であること。
これが、何よりも大切なことなんです。
親ができる、たった一つのこと
「じゃあ、私に何ができるの?」と思った方へ。
答えは、とてもシンプル。
「まず、自分の心と体を整えること」です。
疲れていて余裕がないと、
つい感情的になったり、子どもに「〇〇しなさい!」
と押し付けてしまったりしますよね。
でも、親自身が
「今、ちょっと疲れてるな」
「今日は心がざわついてるな」
そんなふうに自分の状態に気づいて、
ケアしてあげることができたら、
子どもとの関係性も驚くほど変わってきます。
最後に:あなたが笑っているだけで、子どもは安心する
結局、親の役割って何かというと、
「子どもが安心して、自分らしく育つ土壌になること」
なんだと思います。
子どもは、ママやパパの笑顔を見て、
「大丈夫なんだ」
「生きるって楽しいことなんだ」
そう感じられるんです。
完璧な親でなくていい。
でも、安心して自分らしく生きる姿を見せてあげる。
それが、親として子どもにしてあげられる
一番のギフトなのかもしれません。